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ヴァリス

Zermatt
Furka Pass
Col du Gd. St-Bernard


Zermatt ツェルマット

 スイスでもっとも有名な名山マッターホルンをスイスで唯一拝める町。私はここで最後に目撃されたのを最後に行方不明になってしまった佐藤順子さんを助ける会のお手伝いをしていますが、その関係で何度かこの町を訪れています。町自体は典型的な「観光地ヅラ」で、例によって私の好みではないのですが、しかし、他の観光地とあきらかに違うのは、やはりマッターホルンがあることでしょう。ユングフラウヨッホやモンブランなどは、全体としての山系は素晴らしくて威容を誇っていますが、山そのものは「いったいどれがその山なのかよくわからん」形体をしています。それに対してマッターホルンだけは、日本の富士山のように、カナダで写真を見せられても「これってマッターホルンじゃん」といえるぐらいはっきりした姿です。それが町の通りにぽっかりと浮かんでいる。忘れられない光景です。
 順子さんの足取りや、遭難の可能性について検討するためにご家族と実際にハイキングコースも歩いてみました。順子さんの件がなければ、純粋に「ハイキングって素晴らしい!」といいたくなる道で、まず、ロープウエイで(ゴルナグラード展望台やスネガ展望台)へ登ってしまい、そこから歩いて下ってくると楽なのです。途中でマッターホルンの雄姿も拝み、また、生まれてはじめてで最後の野生のエーデルワイスも目にしました。

 

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Furka Pass フルカ峠

 グラウビュンデンから直接ヴァリスへ行くときに抜ける峠です。氷河急行の氷河とは、このフルカ峠にある氷河のことで、現在はフルカトンネルが出来てしまったので車窓からこの峠を見ることは出来ません。私とアンドレはバイクでなんどもここを通りました。峠のレストランの奥に、氷河の中にあるトンネルへの見学口があって、一度入ったことがあります。中はあたりまえながらものすごく寒かったですが、トンネルの内部の透き通った水色の壁の美しさには心を奪われました。
 ここはヨーロッパ中のバイカーたちが集まってくる峠越えツーリングの名所で、頂上にはドイツ人ライダーがいつもたむろしています。(ドイツ人というのはなぜかいつも群れてツーリングをするので目立つ)晴れた日には最高の景色を楽しむことが出来ますが、間違っても雨の日や夜にここを通るのはやめましょう。寒くて震えが止まりません。

 

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Col du Gd. St-Bernard グラン・サン=ベルナール峠

 フランス語でいわれても「何それ」って感じですが、スイスで最も有名な犬、セント・バーナードの故郷といえば目が輝く人もいるはずです。とはいえ、この峠に首に小さい樽をつけた救助犬がウロウロしているわけではなく、峠の修道院(ホスピス)の中で飼われているとのこと。もちろん土産屋ではセント・バーナードのぬいぐるみや絵はがきがずらりと並んでいます。
 私とダンナは夏とはいえ20時近くにここを通ったので、寒くて人気もなく冬の厳しさを想像することが出来ました。スイスとイタリアの国境になっています。ナポレオンが急襲に使った峠としても有名で、資料館などもあるものの全体としては寂れている感じで、役人も守衛所から首を出して物憂げに「行け」と指図するだけ。あっけない国境越えでした。イタリア側に入るといきなり道路が穴だらけになります。

 

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